塗装の目的 〜製品の保護や機能性の追加など

いつもご覧いただきありがとうございます。

2023年も始まったと思ったら、あっという間に1月も終りです。コロナ禍の終息がやっと見えるようになってきた昨今、皆さまにとって今年が最良の年になりますことを心から願いつつ、あらためまして、本年もよろしくおねがいいたします。

さて、今年最初ということで、初心に戻り、改めて「塗装の目的とは何か」ということについて、少しお話させていただこうと思います。

 

塗装の目的とは何か

塗装された製品は、日用品をはじめ、自動車、住宅部品、工業部品など、様々なところで使用されています。実際に周りを見渡してみると、塗装されている製品が思いのほかあることに気が付くはずです。その製品が何のために塗装されているのか、塗装の目的について紹介していきたいと思います。

 

1)非塗装物の保護

鉄製の部品を錆(さび)から守り対応年数を伸ばす、プラスチック部品を紫外線のから守り劣化を防ぐなど、製品の寿命を伸ばします。そのままでは短い耐久性しか持たなかった製品が、塗装することで長く使用できるようになります。

バイクマフラー黒

 

2)美観重視の塗装

塗装をすることで、色鮮やかに見せたり、表面に光沢を出したり、マットな質感にするなど、見た目を変えることができ、製品に高級感を持たせたりすることもできます。

メタリック塗装イメージ

 

3)機能性を与える塗装

上記(1と2)も塗装の機能の一つではありますが、さらに機能に特化した塗装もあります。

技研グループの得意分野「機能性を与える塗装」は、耐熱塗装、非粘着性塗装、耐擦り傷性塗装、防曇塗装、導電塗装、潤滑塗装、抗菌塗装、耐薬品塗装などなど、大変多くの種類があります。塗装をすることで製品は、様々な機能を発揮するようになります。

シリコン塗装付きアルミ箔カップ

シリコン塗装を施すことで非粘着性の機能を持たせたアルミ箔パック

 

塗装は今回紹介させていただいたように、様々な場所・場面で使用されています。私たちの生活に直接、または間接的にかかわっている、身近な製品加工の一つです。

 

技研グループでは使用環境や用途をお伺いし、様々なご提案させていただいております。お客様のご要望に応じた塗料の選定や、塗装工法のご提案などを積極的に行っています。

「塗装や塗料に関するこういう情報が欲しい」
「こんな機能性を持った塗装をして欲しい」

などのご要望がございましたら、お気軽にご相談ください!

 

今年も塗装に関して、皆さまのお役に立てる情報を発信して行きたいと思います。