特殊加工Q&A

2014-04-17

  シリコン加工・塗装加工についてQ&A形式でまとめてみました。

 Q1:シリコン加工はどのような素材にも施行できるのでしょうか?向き不向きなどはありますか?
A:基本的に金属製の物なら加工は可能ですが、素材により特殊な前処理が必要な場合や、使用用途によっては、シリコンの性能を十分に発揮できない場合などがありますので。 加工前には十分なテスト・確認が必要になります。
 Q2:シリコン加工品の耐熱温度はどれくらいですか?
A:シリコンコーティング剤の種類によって異なりますが、当社で行っているシリコン加工の標準品としては耐熱250℃~300℃のものまでですが、それ以上になりますと、色や性能などが限られてしまうものもございますのでお問い合わせください。
 Q3:シリコンとシリコーンの違いは何ですか?
A:一般的には、シリコンもシリコーンも混同されて使われている場合が多いようです。 シリコンとはケイ素(Si)で、原料はケイ石から作られる無機物で出来ています。 シリコーンとは有機ケイ素化合物の重合体で、ケイ素と酸素のシロキサン結合を主骨格にした、半有機化合物です。 形状としては、オイル・ゴム・樹脂・パウダーなどさまざまなものがあります。 当社で行っているシリコン加工とは、シリコーン樹脂のコーティングです。
 Q4:シリコンの特徴にはどのようなものがありますか?
A:耐熱性・はっ水性・電気絶縁性・耐薬品性・高硬度・滑り性・耐老化性・不揮発性などがあり、どれも準有機性物質より非常に優れています。日用品、工業分野などの様々な場所で使用されています。
 Q5:製パン用天板にシリコン加工をした場合、シリコンの耐久性はどれくらいですか?また、新規加工品と、再加工品との違いはありますか?
A:使用環境、素材の状態によりまったく異なりますのでお答えできませんが、あくまでも目安として、新規のシリコンコーティングで焼成500回なら、再加工で300回程度です。 ※上記の数値はシリコン塗膜の保障値ではございませんのでご注意ください。
 Q6:シリコン加工とテフロン加工の違う点は何ですか?
A:シリコン加工とはシリコーン樹脂をコーティングしたもので、ストレートシリコーンと変性シリコーンがあります。 テフロン加工とは、デュポン社の登録商標で広く知られているフッ素樹脂のコーティングです。コーティング剤の種類としてはPTFE・PFA・FEP等があります。 シリコン、フッ素とも、耐熱性・はっ水性・滑り性・電気絶縁性・耐薬品性・高硬度などの共通の特徴があり、無機物という共通点もあります。使用される環境、用途により、使い分けされています。
 Q7:シリコンは食品用器具に使用できますか?
A:当社で使用しているシリコンは厚生省告示第370号適合品を使用し、加工しております。 製パン用型・菓子型・カップ麺型・餅用番重・餃子バット等に使用されております。